ニシタイ 西葛西駅前タイムズ

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2018 2019.05.29 【新刊座談会】社員が語る!マーケターがBOOTLEG 2を読むべき理由

ビッグビート代表・濱口の著書『Bigbeat LIVE BOOTLEG 2 ~BtoBマーケターたちの挑戦~』出版に際して行われた著者インタビューに続き、今回はビッグビート社員による新刊座談会を開催!
2018年に行われたBigbeat LIVEの運営に携わり、イベントを一番近くで見ていた彼らが本を読んで何を感じたのか。
本の読みどころも含め、フリートークで大いに語り合ってもらいました。

〈座談会メンバー〉
野北…マーケティングチーム ディレクター。通称:ブチョー 頼れるアニキ。
瀬川…アカウントチーム マーケティングセールスディレクター。通称・メガネ。
石塚…アカウントチーム3年目。日々マーケティング奮闘中。
多田…マーケティングチームのムードメーカー。通称・パイン。


著者インタビュー記事はこちら
2018年開催・Bigbeat LIVEの様子はこちら

 

本から伝わるBigbeat LIVEの熱気



野北
運営サイドだったので聞けなかったセッションもあるけど、あらためてこの本ですべての登壇者の講演を活字にして読むと、すごいイベントをやったんだと実感!
いち読者として、登壇したマーケター全員のリアルな声がいっぱい詰まっていると率直に感じるし、運営者としては当日の熱いイメージや空気感が戻ってくるなぁ。この本ができて、すごくよかったと感じてる。

瀬川
僕も運営サイドだったので、聞けなかったセッションがあるんだよね。第三部も興味のあるテーマが多かったけど、懇親会の準備があって聞くことができず残念だったから、本で内容を知ることができてよかった。
それにこの本を読むと、あらためて登壇者たちの想いや何を言いたかったのかが分かる。僕がこういう人でありたいと思う人の考え方も、本を読んで「ああ、この人のここが良いと思ったんだよな」と思い返すことができたね。

石塚
私はマーケターのサポートをする立場ですが、Bigbeat LIVEが開催されたときはそのポジションになったばかりでマーケティングの勉強をもっとしなくてはという段階でした。
トップクラスのマーケターの想いや取り組みなどが聞けて、とても刺激をうけたのを思い出します。
 

 

10名以上のトップクラスマーケターの実例が読める

 

石塚
著者自身のナレッジや意見などを書いているマーケティング本が多いけど、この本はあらゆる立場やパターンの実例や現場の声などがギュッと凝縮されている点が良いと思います。

瀬川
たしかにマーケティング本はHow Toや、著者が提唱している何かをベースにしていることが多いから、その点でこの本はちょっと変わってるよね(笑)
10数名のマーケターのナレッジや考え方がわかるって…

石塚
なかなかないですよね。

多田
理論的過ぎず、How To過ぎず、絶妙な頃合いだと思います。
マーケティング部に所属しているので関連本はいろいろ読みますが、例えばコトラーを読んですぐに実践できるかというとなかなか難しい…。How Toばかりだと目先のことに走りがち。この本はマーケターの考え方から実行まで、さらにその間の試行錯誤までを時間軸で見れます。

 

ステークホルダーを巻き込み作り上げていくストーリーがすごい!

 

野北
この人の、この考え方いいなっていうのはあった?

多田
ウイングアーク1st株式会社・野島さんの、社内組織(営業など)を巻き込んで協力し合うことで互いに利益になるという考え方です。

野北
野島さんが4P(Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(プロモーション))の話をされていたけど、開発部は製品、営業部が流通と分かれていて、マーケティング部が寄与するのはプロモーションに多いことは確かに事実。
でもマーケティングというものを考えたとき、組織内の他部署の人たちとどうやって協力体制を築きながらやっていくかという点は大きなポイントだよね。第一部で言うと、NKアグリ株式会社の山川さんが様々なステークホルダーの方々と一緒になって一緒になって流通や価格を変えたりしている話も興味深かったな。
NKアグリさんは社員15名という規模ながら幅広いステークホルダーが多数いて、それをまとめているのはすごい。

登壇者に共通しているのは視座が高いこと。
自分のコミュニケーションだけでなく、会社や市場全体を見たうえでのコミュニケーションとその役割を考えて、どうコミュニケーションしていけばいいかをステークホルダーの方々と作っていく。その感じが第一部では特に出ていたと思う。

石塚
私も山川さんの印象は強いですね。
バリューチェーンごとに異なるニーズがあって、そのすべてが同じ方向を向くように各所を訪れ整えていく というお話がとても印象的でわかりやすかったです。

野北
取り組みのなかでなるほど、と思ったのはリコピンにんじん「こいくれない」の話。
価値の高いものを提供しながら、一人暮らしや核家族が増えているという背景から1袋3本入だったところを2本入にして、価格も少し落とす。市場をみながら流通も価格も決めて、こういう人たちがハッピーになったらいいよねと具体的に考えているのが面白い。

石塚
生産から消費までと、マーケターとして関わる範囲がとても広いですよね。
どうしても一部分に着目しがちで、それ以外が見えづらくなっていることが多いですが、広く浅く全てのプロセスに通じているというか。

瀬川
マーケティングで考えなきゃいけないのは3C(Customer(市場や顧客)、Competitor(競合)、Company(自社))だけど、4Pとなると製品は技術者がつくり、価格も決められて、結局(マーケターは)プロモーションのところにしか深く関われないことが多い。
NKアグリさんの商材もあるけれど、4Pすべてを作っているのはすごいよね。

野北
PRもマーケティングもやっている。仕事が多岐に渡っているね。

瀬川
株式会社ビズリーチの青山さんが言っていた「フルスタック・マーケターに」という言葉。モノを作るところと、営業以外のすべてがマーケティング部の仕事だと。
山川さんはその「以外」も全部やっちゃう。すごすぎる(笑)

野北
自分自身では作らないけど「こういうものを作りたい」とか、「経営に役に立つ製品ってこうだよね」と社内で握れている状態が、山川さんの状態なのかなと。
逆にそこが握りづらい状態になる要因のひとつとして、分業化がすすんで組織や関係者内で情報が共有・把握しづらい環境があると思う。

 

トップクラスマーケターが挑む社内マーケティングが垣間見える

 

瀬川
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社・隅谷さんの社内マーケティングの話もあったね。
社内でマーケティングと営業がうまくいかない状況というのはよく聞くけど、マーケティングの考え方を伝えるのって簡単じゃない。隅谷さんの、信頼を得てひとつの形をつくりあげるまで伝え続ける精神というか、根性がすごいと思った。

石塚
アルテリア・ネットワークス株式会社・川上さんの「全社員のDNAにマーケティングを組み込む」という話も印象的でしたね。

野北
川上さんがマーケティングを深掘りしていった結果、マーケティングが受け入れられる文化をつくるというところにフォーカスが当たったのかなと。そのうえでマーケティングの精神をあらゆる仕事に取り入れていく。例えばAがほしいと言われているけど、それを出すだけでは解決しない問題があって、それを考えてBをもっていくと「ああ、これがほしかった」と喜ばれ、結果選ばれていく。
選ばれることはつまりマーケティングで、すべての仕事に通じることだけど、会社全体にその考え方を浸透させていくのはなかなか難しいよね。トップダウンでそれをやるのも苦労しているし、現場発信でも苦労している。両輪で走っていきながらもすぐに変わることではないけど、やり続けないと止まってしまうし…。

石塚
アルテリア・ネットワークスさんの規模でそれをやっているのがすごいです。

野北
そこは大きな変換点だなと個人的には感じていて。
今、マーケティング部として自分が感じていることをどうやって社内のみんなに伝えたらいいか試行錯誤しながら実践しているけど、会社全体の意識がひとつになるその瞬間、ビッグビートがグンっとドライブするのかなと。伝え方を間違えるとケンカになるけど(笑)
そこが変わったら、それぞれの立ち位置、仕事のやり方とか色んなものがより良い方向に変わると感じてる。

 

自分を変えなきゃ!というマインドセットに切り替わる

 

瀬川
本気で頑張っている人は「これだけやっている」というものがあるよね。
中途半端な状態で手を出してしまうと、中途半端な結果が出てしまう。
変えよう、動こうと日々本気で戦って、行動して、失敗もして、それでやっと登壇者たちの今の状況がある。イベントに参加して実際に話を聞いたり本を読むと、変えていくエネルギーみたいなものを感じて「やんなきゃ」というマインドセットに切り替わるよね。

野北
たしかにHow to本ではないので、もちろんHow toもなかにはあるけど、登壇者たちの想いやチャレンジに触れて自分を変えなきゃ!といったマインドセットの面が強い気がする。

多田
登壇者のプロセスが見える本ですよね。これほどの人がこれほどの苦労をして、どういう結果になっているのか、表面からは見えないプロセスが可視化されている。そのうえで自分のスペックと会社を相対的に比較することもできますね。
株式会社SmartHR・倉橋さんのFAXの話も好きです。今の時代たくさんのデジタルツールがあるなかでFAXをやってみる、失敗する。あらゆる手を打って、成功も失敗もしているからこそ、今の状態があるんだなと思います。

野北
FAXの話を聞いて読んで、じゃあFAXはやらないという話にはならないよね。
根幹が何なのかというものも見える気がする。

 

BtoBマーケティングに関わるすべての方に読んでほしい

 

瀬川
この本は、すべての職種に合うと思う。
さっきも話したけど、How to本じゃないからBtoBマーケティングに関わっている人であれば営業でも、WEBでもクリエイティブでもなんでも。

石塚
何か困ったときに、「あの本なら何かヒントがあるかも」と見に来てくれる本になるといいですね。
実際に行われた施策やチャレンジのまとめ本なので説得力がありますね。

瀬川
これを読んで、講演者にコンタクトをとるぐらいの行動とる人が出てきてほしいよね。
「本読みました!」と(笑)

石塚
この本をうまく使ってほしいです。すごくいいツールになると思います。 



野北
僕らも理想や考えを体現しなきゃいけないね。失敗してもいい。
「マーケティングは経営の最高の機能である」という考え方を体現してくことが必要だし、いずれこのイベントに瀬川さんや石塚さん、ビッグビート社員が登壇するようにならなければイベントをやっている意味はないと思う。

瀬川
2017年に開催したBigbeat LIVEで、B2Bhack.comの飯室さんが「面白かっただけじゃなく、必ずヒントを持ち帰って1つだけ行動を」と言っていたけど、本を読んであらためて自分に「やばいな」「行動しているか」と思ったし、それを思い出させてくれた。

野北
(全員を見渡して)行動した?

石塚
シンフォニーマーケティング株式会社の庭山さんが仰っていた「自分が一番成長できる環境、刺激を受けられる環境に身を置くことは自分に対する責任だ」という言葉もすごく心に残っていて、自分の今いる環境については常に考えるようにしています。

野北
登壇者の言葉が自分の考えや状況にリンクする瞬間が、きっとみんなそれぞれにあったよね。誰が言っているのかも、もちろん関係あるだろうし。

石塚
そういう瞬間がたくさんあるといいですね。
あと、ライブや本の中でロールモデルを見つけられたら、と。

野北
さっきのフルスタック・マーケターの話も、瀬川さんが自分のやりたいこととリンクしたからだと思う。やりたいことや信念がないと、きっとこの本を読んでも「ふーん」で終わるんじゃないかな。

瀬川
登壇者の皆さんに共通していることだけど、やりたいことや信念を持っていて、目指す状態に近づくために自分で考えて行動する人だよね。

野北
やりたいことがその人の強みにもなっているし。

瀬川
Bigbeat LIVEの開催や本の出版について、講演者の皆さんから「この活動いいよね」と言われたり、参加者の方にも「本になるっていいですね」と言っていただけることがあるんだけど、主催者の僕らが思うんじゃなく、登壇者や参加者にもそう思ってもらえるのが嬉しいよね。
この本にはHow toだけでなく登壇者の想いが詰まっていて、一般的なマーケティング本にはないエッセンスがたくさん入っている。登壇者の企業やご本人のストーリーを感じられるので、ぜひ読んでください!


 

・・・とBigbeat LIVE談義が尽きることなく、早2時間。
それぞれが行動することをお互いに誓い合いながら座談会は終了しました。

そんなこんなで2019年度のBigbeat LIVEが迫ってきています。
彼らの変化はどうなっているのでしょうか?乞うご期待!

   

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最前線で走り続けるトップマーケター12名を招聘して行われた、ビッグビート主催のカンファレンスイベント「Bigbeat LIVE」(2018年開催)。
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